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初期研修案内

各種OSCEの取り組み

コミュニケーションOSCE  年2回実施

コミュニケーションOSCE  年2回実施

コミュ二ケーション能力は、医師の基本的能力として重視されていますが、その教育や評価についてはまだ十分定まったものが無いのが現状です。当院では昨年度から研修の開始時期と秋の2回行っています。最初の内容は病歴の取り方、身体所見の取り方、患者様との問診の進め方など、導入期に患者様を担当するに際しての基本について、オスキーの手法を取り入れて、トレーニングしています。

2回目となる秋には、一定の研修の到達を踏まえ、比較的困難なコミュニケーションの形成的評価を目的に実践的なテーマで行っています。

今年度は、11月8日に開催し、禁煙の勧め、癌の告知、剖検の依頼の3テーマのステーションで行いました。

指導医、上級医が評価者となり、患者役は「模擬患者研究会」の皆様が担っていただいています。8分間の実技の後、受験者、SP、評価者からフィードバックと評価を行います。

受験者からはプレ及びポストアンケートをとり、取り組み自体も振り返ります。

なお、「模擬患者研究会(SP研究会)」は、2000年に当院と協力関係にある中右京健康友の会の中の有志の皆さんで結成され、毎月の例会で研鑚を積み上げられています。研修部長の高木医師が毎回参加し、シナリオ作成など行っています。これまで医師、看護師の研修、教育に大きな力を発揮していただいています。