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日程:2008年6月2日~6月27日 鹿児島大学6年
大学の臨床医学学外実習(クリニカルクラークシップ)で1ヶ月間実習させていただきました。
1ヶ月間実習内容
研修医の先生 : ■ Dr.T.A ■ Dr.T.Y
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
6/2スタート
内科研修 |
6/3
研修医会議 |
6/4 |
6/5
当直(~12時) |
6/6
往診(Dr高木)
CPC
GIM(音羽hp) |
|
6/9
当直~12時 |
6/10
研修医会議(綾部) |
6/11 |
6/12
BLS講習会参加(近看) |
6/13
往診(Dr高木) |
6/14
Dr.ブランチ |
6/16 |
6/17
整形外科 |
6/18
精神科外来
保育所検診 |
6/19
外科 |
6/20
往診(Dr高木) |
|
6/23
小児科外来 |
6/24
研修医会議 |
6/25 |
6/26
医局会 |
6/27
往診(Dr高木)
救急カンファ
(市立病院) |
|
- 基本は内科研修。研修医の先生2名に2週間ずつ密着するという形でした。
- その他の科
- 整形外科:手術見学 精神科:外来見学 外科:手術見学
- 小児科:保育所検診見学、外来見学
- 往診同行:毎週金曜 2コース×2回ずつ計4回
- 病院外:GIM(6/6)、研修医会議;綾部協立病院(6/10)、BLS講習会(6/12)、救急カンファ;市立病院(6/27)
- Dr.ブランチ指導によるケースカンファ(6/14)
主な一日の実習内容
- 8:15~ 勉強会 聞く技術、考える技術、ハリソン、英語論文 など抄読会
- 8:45~ 朝礼
- 9:00ぐらい~ 血ガス測定(N2) 病棟or救急
- お昼 新患カンファ、心電図道場、お薬勉強会などに出席しつつ昼食
- 午後 ~病棟、手技見学、救急外来など
- 帰り18時~20時ぐらい 当直は24時まででした。
実習内容(手技編)
- 動脈血採血 5回以上
- 静脈血採血+ルート確保
- 尿道カテーテル挿入
- CV挿入見学+お手伝い 3回
- マルク見学 4回
- 腰椎穿刺見学 1回
- オペ手洗い
経験症例抜粋
- 83歳 女性 失神 亀背、呼吸困難、肺癌?
- 31歳 女性 発熱、発疹 →EBV?薬疹?⇒麻疹!
- 101歳 男性 嘔吐、食欲不振 ADL自立の101歳
- 74歳 男性 CAPD 大腸ポリープ発見
- 65歳 女性 腹部膨満感 腹水大量貯留
- 70歳 男性 肺癌?悪性リンパ腫?→ターミナル
- 18歳 女性 風邪薬大量服薬 →Nアセチルシステイン
- 36歳 男性 睡眠薬、抗うつ薬大量服薬で意識障害
- 92歳 女性 頚部腫脹→巨大な縦隔腫瘍
- 78歳 女性 悪性リンパ腫 Parkinson症候群→R-CHOP療法 …等など。
- CPR 1件:蘇生して歩いて帰られました
感想
- 随分たくさんのことを経験することが出来、あっという間の1ヶ月でした。
- 特に手技は見学、介助、実施ともに多く経験できました。
- 色々やらせて頂いて度胸がついた気がします。
- あらためて振り返ってみるとカンファ、勉強会等の数が多く感じます。
- 日々の診療業務の合間にそれだけ多くこなしている先生方を尊敬します。
- 当直(24時まででしたが)は、体力的にやはり大変ですが、昼間とはまた違った勉強になりました。
- お世話になった方々、4週間どうもありがとうございました。