Home > 医学生・研修医向け情報 > 募集要項 > 後期研修医募集要項 > 家庭医療専門医
日本内科学会認定制度教育病院
日本プライマリ・ケア学会認定医研修施設
日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療学後期研修プログラム
歴史と風情ある古都京都で、地域に密着した医療を実践することができます。
2010年8月現在で京都唯一のプライマリ・ケア連合学会認定家庭医療学後期研修プログラムです。
京都府下も含めて1つの総合病院(基幹型臨床研修病院)、2つの協力型関連小病院、さらに多数の関連診療所を持ち、各施設でのローテート研修を通じて、規模の異なる医療機関での役割の違いや各地域の特色に合った医療を経験できます。
共同のパートナーである地域患者で構成される「健康友の会」との双方向性の医療展開をモットーにしており、地域の健康づくりや、地域住民と一緒になって育む医療が体験できます。
地域で研修医を育ててきたという実績と地域活動(医療懇談会など)を通して地域での健康問題に多面的に関われる豊富なフィールド、多様な方法論を有し、地域に貢献してくれる医師を育てたいという地域の声に支えられた、研修医が育つのに理想的な歴史的文化的背景が存在します。
平成19年度日本家庭医療学会認定プログラムです。
病棟―外来―在宅医療―予防(健診など)などの活動で、一人の患者さまに対し継続的に診ることを重視したカリキュラムです。
チーム医療を大切にし、地域や病院のスタッフと気持ちよく働けるような協調性とリーダーシップ精神を育むことを目標に掲げ、360度評価を用いてそれを評価します。
学会で規定する小児科研修や診療所研修の他に、精神科、産婦人科、皮膚科、リハビリ、緩和ケア、救急、など、他施設を含めた選択研修が可能で、個人の興味に応じて幅広く学ぶことができます。また、希望に応じて選択期間中に短期海外研修(1.3ヶ月程度)も可能です。
1年次 | 京都民医連中央病院での総合内科および指導医研修 | 小児科研修(3ヶ月) | 選択研修(3ヶ月) |
2年次 | 拠点病院での地域医療研修 | ||
3年次 | 診療所研修 |
3年間
各年度4名
研修医の形成的評価にも特に力をいれており、米国のACGMEのコンピテンスに基づいて、ビデオレビューや360度評価などによる方略を用いてより多角的かつinteractiveに研修医を評価することを重視しています。
近畿や全国の家庭医療グループとのオープンな交流を重視し、対外にも目を向けつつ相対的に自己を俯瞰できる資質を育みます。その一環として近畿の各家庭医療プログラムとの合同ショーケースポートフォリオ発表会を行い、より客観的な評価を受けられるようなシステムとなっています。
月に一度は研修医と指導医が全員で集まり、診療所のフィードバックや、毎週の振り返りを共有する他、学習会やプログラムの見直し、リサーチプロジェクトの推進などを双方性に行っており、グループ全体の診療の質改善とプログラムの発展に努めています。
海外で家庭医療の研修を終えたスタッフを配備し、国際色豊かな指導を受けられます。
最新のEvidenceの知識を常に更新しつつ、日々の診療に取り込めるかを吟味することの大切さ、およびその手法を指導します。
現場においては患者さんのコンテクスト(背景)と物語を重視し、患者さんに共感できる能力を育むことに特に力をいれた指導を行います。
京都民医連中央病院
副院長・臨床研修部長 高木 幸夫(1987年 京都大学卒)
京都民医連中央病院
長谷川 功(1998年 京都府立医科大学卒)
京都民医連第二中央病院
副院長 石橋 修 (1984年 京都府立医科大学卒)
洛北診療所
所長 山西 卓(2004年 京都府立医科大学卒)
仁和診療所
所長 澤田 いづみ(1984年 ブカレスト大学医学部卒)
あさくら診療所
所長 河本 一成(1996年 京都大学卒)
たんご協立診療所
寺本 敬一(1997年 滋賀医科大学)
京都協立病院
玉木 千里(2001年 滋賀医科大学)
滋賀民医連
佐々木 隆史(2003年 滋賀医科大学)